日本人はくせ毛が多いって知っていましたか?実に70~80%の人たちがくせ毛なんだそうです。
これから梅雨に向けて湿気が多くなると、髪の毛が広がりやすくなったり、言うことを聞かなくなってイライラした経験のある人は多いですよね。
そこで、湿気の多くなる今からの季節にぴったりのおすすめヘアケア&スタイルキープ術をご紹介します。
梅雨に負けるな!湿気で髪がうねらない方法
まず、くせ毛の原因には髪の毛が必要以上に水分を吸収してしまうことがあげられます。健康な髪の毛は水分量が7~11%に保たれていて、湿気が多くなっても最大35%程度しか湿気を吸収しません。
しかしダメージヘアは湿気が多くなると最大68%もの水分を吸収し、それをまた放出するので髪の水分が一定に保たれないのです。
なぜそんなに違いが出るのかというと、問題はキューティクルです。
髪の毛の表面はキューティクルで覆われており、それが閉じていることで水分を一定に保ってくれています。
髪の毛が湿気を吸収しすぎているということは、キューティクルが開いている可能性が高いのです。
くせを抑えるには、キューティクルを引き締めることと、髪の毛の水分量を調節することが大切です。
ドライヤーのかけ方
キューティクルを引き締めるには、ドライヤーのかけ方を工夫する必要があります。
ドライヤーで髪の毛を乾かすときは温風を使う方がほとんどだと思いますが、その状態ではキューティクルは開いたままなのです。
最後に冷風を当てることでキューティクルを引き締めることができます。
シャンプーの選び方
市販のシャンプーでは、同じシリーズで「さらさら」や「しっとり」を選べるものがあります。
普段はさらさら派の人も、くせが気になる季節はしっとりに変えるといいでしょう。
髪の毛自体に重みがあった方が広がりやうねりが抑えられ、水分を保ちやすくなるからです。
洗い流さないトリートメント
お風呂から上がった後、濡れた状態の髪には洗い流さないタイプのトリートメントをつけましょう。
洗い流さないのでじっくりと成分が浸透し、髪の毛の水分をキープしてくれます。
広がる、うねる髪に!!ヘアスタイルキープ術と湿気対策におすすめのスプレーの使い方教えます
うねりや広がりといったくせを抑えるには、日頃からキューティクルを引き締めたり髪の毛の水分量をコントロールするヘアケアが大切です。ですが梅雨はもうすぐそこまで来ています。
そこで、今すぐにできる対策をお教えします。
ストレートアイロン
手軽にくせを直したり抑えたりするにはやはり一番手っ取り早いのがストレートアイロンです。今では持ち運びに便利なコードレスヘアアイロンや、ストレートとカールが一体になったヘアアイロンなどいろんなタイプのヘアアイロンが売られているので、使い方に合わせて選ぶことができます。
ちなみにヘアアイロンを使うときの温度は160~180度がおすすめです。
それ以上高くなると髪の毛のタンパク質が変形してしまうので注意してください。
スタイルをキープする仕上げのスプレー
ヘアスタイルを作ったら、仕上げにスプレーを吹きかけてスタイルをキープしましょう。
普段はソフトスプレーを使っている人も湿気のある季節はハードスプレーがおすすめです。
バリバリに固まってしまうのが苦手な方は全体にまんべんなく吹きかけたあと、よくほぐしてからスタイルキープさせてください。
水分調節にはベビーパウダーを
梅雨の季節は湿気が多くジメジメしているので、汗もかきやすいです。
そのためおでこや首にかいた汗が原因で髪の毛がうねってしまうことがあります。
汗をかいたらこまめにふきとりましょう。
あらかじめベビーパウダーをおでこなどにつけておくと水分を吸収してくれるのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?冬は乾燥、夏は湿気と、その時によって髪の悩みも変わってきますよね。
特に湿気がある時期のうねりや広がりといった悩みはとても憂鬱になるものです。
ぜひ自分に合った方法を見つけて梅雨の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくださいね!
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