おわら風の盆は前夜祭から参加がおすすめ! 2018年日程と楽しみ方

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『おわら風の盆(おわらかぜのぼん)』は富山県富山市八尾地区で毎年9月1日から9月3日にかけて行われる、日本を代表するお祭りのひとつです。

越中おわら節の旋律にのせて踊るおわらの踊りは美しく、300年の伝統を変わらず受け継いでいます。それを見ようと3日間に訪れる人は25万人を超え、さらに年々増え続けているといいます。期間中の町はたいへんな賑わいと混雑をみせるので

ゆっくりと祭りを楽しみたいなら、8月20日から30日にかけて行われる前夜祭に参加するのもおすすめです。

それでは、2018年おわら風の盆の日程と楽しみ方をご紹介していきます。

 

 

おわら風の盆の歴史を知りたい!どうして始まったの?

おわらの起源についてはっきりした文献は残っていませんが、その歴史は江戸時代の元禄期にまでさかのぼると言われています。

町外に流出していた『町健御墨付文書』を町衆が取り戻したことを祝って「三日三晩無礼講で踊り明かした」ことをきっかけに、春やお盆に三日間踊るという風習ができました。

それがやがて「収穫前に風神を鎮める祭り」に変化して現在の『風の盆』になったと言われています。

 

 

 

おわら風の盆2018年の日程と見どころと楽しみ方を紹介

おわら風の盆は本祭(9月1日~3日)と前夜祭(8月20~30日)に分けて行われています。どちらもステージは有料ですので、事前に購入しておくと安心です。

 

前夜祭おわらステージ

〈会場〉八尾曳山展示館『観光会館』ホール(有料)

〈開場〉17:30

〈開演〉18:30~19:50 ※雨天決行
18:30~19:50 おわら風の盆映像上映
19:00~19:30 おわら踊り方の解説
19:30~19:50 おわら踊りの鑑賞
 

各町内での前夜祭

〈開催時間〉20:20~22:00 ※降雨時中断
開催日 開催支部 前夜祭会場
8月20日(月) 東新町 若宮八幡社・東新町通り
8月21日(火) 東町 東町通り
8月22日(水) 下新町 下新町通り
8月23日(木) 西新町 西新町通り
8月24日(金) 今町 今町通り
8月25日(土) 上新町 上新町通り
8月26日(日) 福島 ふれあい広場・駅前通り
8月27日(月) 諏訪町 諏訪町通り
8月28日(火) 西町 西町通り
8月29日(水) 鏡町 鏡町通り
8月30日(木) 天満町 天満町通り
 

 

本祭「各町内での輪踊り・町流し」

本祭では期間中、各町内(11支部)が決めたコースでの輪踊り・町流しが行われ町内で踊りを見ることができます。 ※降雨時中断
9月1日・2日 15:00~23:00(17:00~19:00は休憩)
9月3日 19:00~23:00
 

本祭「おわら演舞場における演舞会」

〈会場〉富山市立八尾小学校グラウンド

〈時間〉19:00~20:55 ※雨天中止(ペット同伴不可)

〈入場料〉指定席3600円/自由席2100円
9月1日 9月2日 9月3日 時間
福島 今町 八尾高校郷土芸能部 19:00~19:25
諏訪町 鏡町 西町 19:30~19:55
東町 上新町 天満町 20:00~20:25
下新町 東新町 西新町 20:30~20:55
 

 

おわら風の盆といえば、最大の見どころは越中おわら節にのせて踊る「おわら踊」です。


三味線や胡弓の音色にのせて歌われる哀愁漂う独特の民謡に合わせて、笠で顔を隠した踊り手が無言で踊り続けます。

現在風の盆の行事を行っているのは八尾市内の11の町(支部)で、各町の踊り手たちが前夜祭から本祭まで様々な場所で踊りを披露します。

ぜひいろんな町の踊りを見てみたいですね。

 

 

まとめ

『おわら風の盆』は越中八尾独特の歴史と踊りが受け継いできた、他の地域とは一味違うお祭りです。三日三晩踊りつづけたという由来の通り、前夜祭から本祭まで町はおわら踊り一色。一度は見に行ってみたいお祭りです。

今年の夏は、おわら風の盆に行ってみてはいかがでしょうか。

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