ヘルパンギーナは子供だけの病気じゃない!大人がかかると危険?!

子供の病気
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ヘルパンギーナという言葉を聞いたことがありますか?
この前友人の子供が急に高熱と喉の奥に複数の水泡ができていたので、
病院に行ったところ「ヘルパンギーナ」と診断されたそうです。

友人の話を聞くとヘルパンギーナとは夏に流行る子供がかかりやすい病気の1つで、
大人もまれになることがあり、子供より重症化しやすいということです。

また、ウイルスが原因で起こる病気で治療方法もウイルス性のため、
その時の状況に合わせての治療になることを聞きました。

今回、友人の話からヘルパンギーナの原因や症状、治療法などをまとめてみました。

ヘルパンギーナってどんな症状が出るの?治療法は?

ヘルパンギーナとは、5月から8月にかけて流行する夏風邪の1つです。
主に乳幼児がかかりやすい疾患です。

感染後に症状が出るまでの潜伏期間は2~4日です。

症状は主に3つの特徴があります。
1つ目は39度以上の高熱、2つ目はのどにできる複数の水泡、
3つ目は激しい喉の痛みです。
水泡はつぶれることがあり、つぶれた所は痛みがあります。
乳幼児は痛みのあまり水分を取ることを嫌がるため、脱水症状になりやすくなります。

また、高熱を出しているため、倦怠感や関節鵜の痛みや
稀に熱性けいれんを起こすこともあります。

治療方法は、対症療法(その時の症状によって治療を行うこと)です。
病院では主に解熱剤の処方や、脱水の場合は点滴を行います。

家庭でできることは、安静にすることとこまめな水分補給です。
しかし、口内や喉の炎症により水分をとることを嫌がる子供が多いと思います。
その場合、スポーツドリンクや常温の水など
喉にあまり刺激のない飲み物がおすすめです。

食欲が落ちている場合はアイスクリームやゼリー、ヨーグルトなど
喉ごしのよいものを食べさせて脱水症状にならないようにしましょう。

症状は発症してから通常3~7日で治まります。

 

下の動画はヘルパンギーナについて詳しくまとめています。

 

子育てワンポイント「ヘルパンギーナについて」

子育てワンポイント「ヘルパンギーナについて」

ヘルパンギーナの原因と感染経路

ヘルパンギーナはウイルス感染症です。

「エンテロウイルス」と呼ばれるウイルス群の中の「コクサッキーウイルス」と呼ばれる
RHA遺伝子情報をもつウイルスの一種が主な原因です。

このウイルスにはA群とB群と分かれており、ヘルパンギーナは
A群のコクサッキーウイルスになります。
A群のコクサッキーウイルスはヘルパンギーナ以外にも
手足口病など夏風邪の症状と似た病気を発症します。

主な感染経路は
  • 経口感染
  • 飛沫感染
  • 接触感染
の3つです。

ヘルパンギーナは大人もかかる?!

ヘルパンギーナは乳幼児にかかりやすい病気ですが、
稀に大人が感染することがあります。
原因は子供の看病や妊娠などによる体力や免疫力の低下で、
ウイルスがうつってしまうからです。
大人がヘルパンギーナにかかると子供より症状が重い状態が続きます。

症状は子供と同じですが、違うところが2つあります。
1つ目は、39度以上の高熱が子供と比べ長く続くこと、
2つ目は、口内にできる水泡や喉の炎症が子供以上に痛みが酷いことです。

感染すると子供より治る時間がかかるため、
日頃から体調管理をしておくことが大事です。
特に妊娠中の方は、出産直前に感染すると産まれてくる
赤ちゃんにも感染する危険性があるため、注意が必要です。
妊娠初期~後期に感染した場合は赤ちゃんには
影響がないと言われています。

まとめ

ヘルパンギーナは子供だけでなく、大人もなる病気です。

日頃からこまめに手洗い・うがいをすることで、
感染の予防をしておくことが大切です。

もちろん、症状が出たらスグに受診を!!

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私自身小さい子供をもつ母親ですが子供の体調管理に
気を付けながらこの夏を過ごしていきたいです。

 

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