お盆のお墓参り。お供え物は置いて帰る?持ち帰る?どんな服装で行けばいい?

暮らしのマナー
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お墓参りに行ったとき、お参りの仕方やマナーについて気になったことはありませんか?夏のお盆の時期には帰省してお墓参りをするという方も多いと思います。

地域や宗派、家によっても違いがありますが、今回は一般的な流れ、作法についてお話します。

 

 

お墓参りのお供えにマナーや決まりごとってある?


仏教では、五供(ごく)をお供えして合掌することをお墓参り(供養)の基本としています。五供とは

香 (お線香の香り)

花 (仏花など)

灯燭 (煩悩を消し明るく照らす光の象徴。お墓には石灯籠がありその役目を果たしているので実際に火をつけることはない。)

浄水 (清らかな水)

飲食 (普段私たちが食べているものや故人の好きなもの、季節の食べ物など)

のことです。5つをお供えするのが基本ですがすべてそろっていなくても構いません。

 

お線香やお花などはお供えしたまま帰りますが、食べ物だけは持ち帰っていただきましょう。

捨てずにいただくことで故人やご先祖様とのつながりを表します。

 

 

お盆のお墓参り、服装はどうすればいい?やっぱり礼服?

初盆などでその後法要があるという場合は礼服が好ましいですが、普段のお盆のお墓参りであれば普段着で大丈夫です。

お墓を掃除したり足元が悪い場合もあるので動きやすい服装のほうがいいでしょう。

ただし派手な柄や色のものは避けた方が無難です。

お子さんも普段の服で大丈夫です。

汚れてもいい服で行き、一緒にお墓の掃除をするのもいいですね。


ただ、地域や家によっても慣習の違いがありますので、結婚して初めてのお墓参りなど勝手の分からない場合は事前に確認しておくことをおすすめします。

 

 

お墓参りに必要なもの

お墓参りには掃除のために必要なものとお供えのために必要なものがあります。

 

掃除のために必要なもの

「ぞうきん、ごみ袋、軍手、たわし、バケツなど」

お墓用の掃除グッズも販売されています。







 

お供えのために必要なもの

「お供え物、お花、お線香、ろうそく、マッチやライター、水桶、ひしゃくなど」

こういうセットを用意しておくと便利です。





最近ではお花、お線香などを販売したり掃除道具を貸し出している霊園もあるので一度聞いてみるといいかもしれません。

 

お参りの流れ

決まりというほどではありませんが、一般的なお参りの手順をご紹介します。

 
  • 手を洗う
お参りをする前に手を洗って清めます。

 
  • お墓に一礼をしてから掃除をする
まずお参りの前に掃除をしますが、掃除を始める前に一礼しましょう。

掃除ではたわしでコケを取ったりお墓に水をかけて汚れを流したりするので

あらかじめ掃除道具を用意しておきましょう。

 
  • お花やお菓子などのお供え物、お線香を供えてお参りする

お墓がきれいになったら持参したお供え物を供えてお参りしましょう。

お花やお線香はそのままで構いませんが、お菓子などの食べ物は動物などに荒らされたり、墓石にシミがついたりする原因になるので持ち帰ります。

 

 

まとめ

お墓参りに行くとき、服装やマナーについて気になったことがある人も多いと思います。

最低限のマナーは必要ですが、一番大事なのは故人やご先祖様に会いに行く、お参りをする、という気持ちです。

お墓をきれいにしてご先祖様を想ったり、故人の好きだったお菓子をお供えして想い出話に花を咲かせるなど、家族の大切な行事のひとつになるといいですね。

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