低学年の子供に出された読書感想文。
選んできた本をなんとか読んでもらい、後は感想を書いて終わり。
そのはずがなかなか進まない。
この本はどうだったの?と聞いてみると、
「おもしろかった!」と一言。以上(-_-;)
子供がこうなりそう、または去年こうなって苦労した!という方のために、読書感想文のコツやおススメの本をご紹介!
低学年の読書感想文の書き方と例文
まず、感想文を「始め」「本文」「終わり」の3つに分けてみましょう。それぞれ目的を分けて考えると文量が多く内容もしっかりと書きやすくなります。
では、それぞれの各内容を見ていきましょう。
「始め」
その本を選んだ理由
本の感想に入る前に、なぜその本を選んだかを書いてもらいます。
その本のあらすじ
感想を書く前にあらすじを書くと読む側も後の文を理解しやすいです。
なにより子供本人にとっての内容の整理になり感想が書きやすくなります。
あらすじを書く上でのポイントは、どんな主人公が、どのような状態から、何をして、どうなったかを意識させてあげることです。
このポイントを聞いてあげながらですと、あらすじが書きやすくなります。
「本文」
印象に残った場面やセリフを書く
本を読んだ中で一番すごいと思ったところはどこかを聞いてあげましょう。
実際に書くときは、印象に残った場面やセリフのページをほとんどそのままでもいいです。
その後に、なぜすごいと思ったかを書くようにしてください。
場面とセリフは、片方だけでも良いですし、両方書いても大丈夫です。
「終わり」
内容の続きを想像して書く
本の終わり方がまだ続きそうなものでしたら、子供に考えてもらいましょう。
これからどうなると思う?聞いてあげてみてください。
自分はこれからどうしたいかを書く
本の内容が、失敗から学んだりなど何かの行動で物事が変わったものであれば、子供も考えやすいです。
なにか気をつけようとか、してはいけないと思ったことはある?と聞いてみてください。
これらを踏まえた簡単な例文をご紹介するので、参考にしてみてください。
読書感想文の書き方【例文】
わたしはひみつのきもちぎんこうという本を読みました。
ひみつのきもちぎんこうをよんだきっかけは本屋さんでひょうしがおもしろそうだったからです。
このおはなしは、じぶんのほんとうのきもちにうそをついていじわるをしてしまったりするとくろコインがたまってしまい、ぎゃくにじぶんのほんとうのきもちのとおりにゆうきをもってこうどうすると、ぎんコインがたまっていくというおはなしです。
いちばんこころに残ったのはゆうきをもってこうどうしてぎんコインをためていく場面です。
わたしはこの場面でわたしはくろコインのほうが少しおおいかもしれないなとおもいました。
なぜそう思ったかと言うとともだちやきょうだいとけんかをしてしまったとき、ほんとうは「ごめんね」といいたいのに、いえないときがあるからです。
これからは、じぶんがなかなおりしたいなとおもったら、ゆうきをだしてあやまれるようになりたいです。
小学校低学年向けの読書感想文にオススメな本3選
最後に、低学年向けの感想文が書きやすいおススメの本を3冊後紹介します。神沢 利子
あかね書房
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竹下 文子
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まとめ
子供にとっても親にとっても負担の大きい読書感想文。
だけどこの読書をきっかけに、読解力や表現力が備わっていくはずです。
本大好きっこになってくれるかもしれませんね。
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