宿題で出された読書感想文。
算数や国語みたいに問題を解けばいいような単純なものじゃない。
その前に読書感想文のための本を選んでこなければいけない。
でもなにを選べばいいかわからない…
そこで、読書感想文の本選びのポイントやおススメの本をご紹介!
読書感想文の本選びのポイントは?
さて、読書感想文のための本選びをします。
この本選びで、お子様の読書に対する取り組み姿勢が決まってきます。
では現在のお子様は読み物に対する興味はどの程度でしょうか??
『あまり集中ができない、文字を読むのが苦手みたいだからできるだけ簡単な本にしたい。』
『1つのものに没頭しやすい、物語が好きみたいだから読み応えのある本にしたい。』
このように選びたい本の難易度は様々だと思います。
そこで、本を選ぶ際によくポイントとして挙げられるのが、ページ数です。
基本的には、低学年は70ページ、中学年は100ページ、高学年は200ページが目安とされています。
ただ、気をつけてほしいのが、ページ数だけを見て選ばないことです。
確かにページ数は難易度の基準になります。
しかし、1ページの中に書かれている文字の量は本それぞれ異なります。
そのため、ページ数自体は少ないけど1ページに対する文字量が多くて難しい…といったことが起こることがあります。
確実なのは実際に本を開いてみて、ページ数と文字の量を確認して選ぶことです。
しかし、そんな時間と余裕がないという方のために、感想文が書きやすく読みやすいおススメの本をご紹介します。
学年別!読書感想文が書きやすいオススメの本(低学年・中学年・高学年)
おススメの本を各学年2冊ずつご紹介します。お子様の本選びの参考にしてください。
低学年
もとした いづみ
ポプラ社
売り上げランキング: 1,170,903
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内容:
ライオン一家の末っ子カランちゃんが、もうあかちゃんではないのに家族から「あかちゃん」と呼ばれることを不満に思い冒険に行く物語です。
男の子でも女の子でも楽しめますが、どちらかというと女の子向きだと思います。
たかどの ほうこ
福音館書店
売り上げランキング: 34,309
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内容:
まあちゃんたちのクラスでは、畑に種をまくことになりました。
ところがまあちゃんは、種といっしょにメロンあめを一緒にうめてしまいました。
畑の土の中では種とあめとのケンカが繰り広げられる物語です。
男の子でも女の子でも楽しめますが、どちらかというと男の子向きだと思います。
中学年
ニコラ・ド イルシング
日本標準
売り上げランキング: 182,981
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内容:
主人公の男の子がかけたいたずら電話が繋がった先は「なんでもただ会社」
ただで色々もらえる裏には怖い話が待っている物語です。
神沢 利子
ポプラ社
売り上げランキング: 14,671
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内容:
遊ぶこと、食べること、そして考えることが大すきなくまの子ウーフが主人公。ウーフがいろんなものに「どうして?」と問いかけていく物語です。
高学年
ページ数:272
内容:
ほうきに乗って空を飛べるかわいい魔女キキが修行のために訪れた町で、つまずきながらも前に進んでいく物語です。
ジブリでアニメ化されて目にしたことが多いかと思いますが、アニメとは内容や設定が異なり別の面白さがあります。
ページ数:210
内容:
主人公の男の子が拾った小さな祠(ほこら)は、まるで魔法のランプのように願い事をかなえてくれますが、引き替えに何かが起こる物語です。
まとめ
親子共にやっかいだと感じやすい読書感想文。
でもせっかく読むなら楽しく、そして読書が好きになってもらいたいですね。
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