冷ややっこやおみそ汁、卵焼きの具にもよく使うねぎ。
薬味などでちょっとだけ使いたい、という場合がけっこうありますよね。
最近はスーパーでも少量パックをよく見かけますが、自宅で簡単に栽培できるならその方が新鮮で節約やエコにもなります。
実はねぎはとっても生命力が強くて簡単に栽培することができるんです。
今回はペットボトルを使ってできる水耕栽培のやり方と注意点についてお話します。
ペットボトルで?!キッチンで簡単、ねぎの水耕栽培
再生野菜という言葉を聞いたことがありますか?切り落とした根っこや葉っぱから、また新たに栽培して再生させた野菜のことです。
有名なのは豆苗(とうみょう)ですね。根っこを水に浸しておくと、どんどん伸びて再生してきます。
ねぎも同様に水に浸して再生することができ、薬味などで少しだけほしい時に重宝します。
長ねぎも水に浸す水耕栽培が可能ですが、今回はトライしやすい青ねぎのやり方を説明します。
青ねぎは立てて栽培します。
細く、長く伸びてくるので細長いペットボトルが栽培にはぴったりです。
- まず、ペットボトルを半分に切ります。
その場合、ペットボトルの下部分に飲み口を重ね入れて安定させると良いでしょう。
- 次に、ねぎの根っこを3センチ分残して切り、ペットボトルに立てて入れましょう。
- 最後に水を入れます。
ポイントは根っこ部分だけに水が浸るようにすることです。
ねぎは根腐れしやすいので、あまり多く水をはってしまうと腐る原因になってしまうので注意しましょう。
ポイントは水が透明なうちに替えることです。
再生ねぎは何回まで使える?
再生ねぎは根っこ部分に残っているエネルギーを使って再生しています。土に埋め、土の養分を取り込んで栽培する土生栽培とは違い、再生できるエネルギーには限りがあります。
またねぎは根腐れもしやすいので、あまり長い間水耕栽培を続けると腐りやすくなり、衛生的にも良くありません。
一度の栽培で10日ほど成長させることができるので、その場合なら1回か2回の収穫で使い切るようにしましょう。
根が腐っていたり、腐敗臭がした場合はすぐに捨ててください。
まとめ
ねぎは驚くほど簡単に栽培することができます。キッチンガーデニングや節約、エコに興味があればぜひ一度試してみてください。
ただ、育ちやすい反面腐りやすくもあるので、水をこまめに替える(透明なうちに替える)ことや、根っこよりも高く水を入れないことなどに気をつけて、最後まで美味しく食べきってあげてください。
一度やってみたらお得な気持ちになること、間違いなしですよ!
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