スーパーや八百屋さんなどで一年中見かけるネギ、鍋に入れたり薬味で食べたり使い方もさまざまなので、よく買うという人も多いのではないでしょうか。
でも使いきれずに忘れてしまったりして、気づいたら冷蔵庫の中で腐ってしまってた!なんてことありませんか?
今回はネギの保存方法や日持ちする期間、美味しいネギの見分け方についてお話しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ネギを長持ちさせる保存方法と日持ちする期間
まず、ネギは大きく2種類に分けることができます。長ネギや白ネギなどの根深ネギと、九条ネギや万能ネギなどの葉ネギです。
どちらも冷蔵、冷凍することができますが、常温保存できるのは根深ネギだけです。また、昔は関東では根深ネギ、関西では葉ネギを好んで食べていたようですが、現在では料理に合わせて選ぶことが一般的になってきたようですね。
では保存方法別に詳しくお話していきます。
常温保存する場合
常温で保存できるのは根深ねぎだけです。新聞紙で包み、冷暗所で立てて保存しましょう。日持ち期間は1週間ほどです。
土付きのものは、土に埋めておくと1~2か月保存が可能です。
冷蔵保存する場合
ネギを買ってきたらそのまま、または半分に切って冷蔵庫で保存する、という方
が一番多いのではないでしょうか。でも、ひと手間加えるだけでもっと
長持ちさせることができるんです。
根深ネギは青い部分と白い部分を分けて切り、湿らせた新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室に入れましょう。できれば立てて保存してください。
葉ネギはラップで包んで冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう。葉ネギは立ち上がろうとする力が強く、寝かせておくと立ち上がるためにたくさんのエネルギーを使ってしまいます。味が落ちる原因にもなるので気をつけましょう。
どちらも1週間ほど保存することができます。
刻んだネギを冷蔵庫で保存したい場合は、なるべく蓋つきの密閉できる容器に入れ、3~4日で食べきるようにしましょう。
冷凍保存する場合
根深ネギも葉ネギも冷凍の場合は、用途に合わせてカットしてからジップロックやタッパーなどに入れて保存すると、そのまま料理に使えるので便利ですね。
根深ネギは小口切りや斜め切り、葉ネギは小口切りがおすすめです。
解凍すると水っぽくなるので、凍ったまま料理に加えるようにしましょう。
カットして冷凍するのがめんどくさいという方には、葉ネギなどは切らずに冷凍し、使うときに包丁やキッチンバサミなどで切ることもできます。その際にも、凍ったまま切るようにしましょう。
どちらも約1か月保存が可能ですが、どうしても風味が落ちてきてしまうのでなるべく早めに食べきるようにしてください。
その他
根深ネギや葉ネギを保存する場合、たれとして調味料と混ぜておく方法もおすすめです。
醤油やみりんと混ぜたり、塩とごま油でネギ塩だれにしたりと色んなアレンジができるので便利です。
日持ち期間は1週間を目安にしてください。
新鮮で美味しいネギの見分け方
根深ネギはしっかりと引き締まっているものを選びましょう。白と緑の境目がはっきりしているもの、根の切り口が綺麗なものがいいでしょう。葉ネギは葉先までみずみずしく、ピンと張っているものが新鮮です。また、色が鮮やかなものを選ぶようにしましょう。
まとめ
ネギは色んな料理に使えて便利ですが、意外と傷みやすい野菜です。保存方法に気をつけるだけで無駄なく用途に合わせて使うことができるので
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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