やけどって冬のイメージが強くないでしょうか?
私も実際、冬のストーブやガスコンロ、低温やけどなどのイメージで、
夏にやけどが多いなんて知りませんでした。
でも調べてみると、夏にも火傷をおってしまう原因が沢山あるんです!
火傷をしやすい場所や、応急処置法をご紹介します。
いつもの公園や車に注意
夏に車に乗ろうとして、ハンドルがとっても暑くてびっくりした経験はないでしょうか。夏の車の中は熱がこもって、気温もとても高くなっています。
そんな中赤ちゃんをのせるときに注意なのが・・・チャイルドシート!
チャイルドシートの金具部分が赤ちゃんにあたって火傷をしてしまいます。
ベビーカーや子供乗せ自転車も同様です。
意外と危険な場所があります。
子供が大好きな公園です。
公園の遊具は鉄でできているものが多いので、
夏は日差しで熱くなり危険です。
他にもアスファルト、道路にあるマンホール、
ガードレールなども熱せられてるので、
お散歩中などは気を付けてくださいね。
夏はバーベキューや花火など、楽しみもたくさんですが、
これらも油断するとやけどの原因になってしまうので十分に気をつけましょう。
夏のやけどを予防しよう
紹介した夏のやけどを予防するには、子供が触る前に、まずママやパパが温度を確認してあげることが大切です。
子供の皮膚は大人よりも薄い為、温度も伝わりやすいので、
十分冷めていると安心ですね。
うっかり日焼けも水ぶくれができるほどになると
立派なやけどです。外出時は日焼け止めや帽子など
紫外線対策もしっかりしておくのが大切です。
最近は子供と一緒に使える日焼け止めも多く出ていますね。
お散歩中も転んだ拍子に手をついて火傷をしてしまわないよう
しっかり手をつないで、靴が脱げないように家を出る前に確認しましょう。
ベビーカーはアスファルトの照り返りの少ないように
ハイシートなものを選ぶのも良いですね。
暑い日は公園の遊具で遊ばせない、花火のときはサンダルを
履かせない、などちょっとしたことでやけどの予防ができます。
やけどをしてしまった時の応急処置は?病院へ行くタイミングは?
大人より皮膚が薄く、短時間で少しの熱でもやけどがひどくなってしまいます。時には命の危険に晒されることもあるのです。
まず、赤ちゃんがやけどをしてしまったら・・・
やけど部分を流水で20分以上は冷やします。
直接流水があてられない部位は氷や保冷剤をタオルで包んだもので冷やしましょう。
これらを素早くすることで、火傷の進行を抑え、痛みを軽減することができます。
流水をあてる際は、水圧が強すぎるとやけどを悪化させたり、
水膨れが破裂する恐れがあるので気を付けましょう。
洋服の上からやけどを負った際は、無理に衣服を脱がそうとすると
皮膚も一緒にはがれてしまうことがあるので、洋服の上から冷やしてあげます。
病院へ行くタイミングですが、痛みや赤身も弱く、10円玉よりも小さい範囲なら
まずはできるだけ長時間冷やしながらお家で様子をみましょう。
やけどの範囲が子供の手のひら以上で水ぶくれができている
場合は冷やして病院受診が必要です。
やけどの範囲が広範囲に渡る場合、やけどしたところが
黒っぽくなっているなどの時は衣服は脱がせず、救急車を呼び
冷やし続けてあげてください。
意外と夏のやけどの要因はたくさんあります。
ママやパパがしっかり確認、注意してあげるのが大切です。
やけどを負った際も、あわてないように日頃から処置方法を復習しておきましょう。
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