窓も開けていないのに家の中にハチがいて、ビックリしたことはありませんか?
ハチなどの飛ぶ虫はすばしっこいので、ドアや窓を開けた時などちょっとした隙間からでも一瞬で家の中に入ってきてしまうことがあります。
とくにハチは刺された時の危険性もあり放っておくことはできません。
ハチが家の中に入ってきたときどうしたらいいのか、対処法をお教えします。
ハチが家の中に!!追い出す方法と注意点
まず、家の中でハチを見つけたら静かに動いて窓を開け、ハチが出ていくのを待ちましょう。そのとき、悲鳴をあげたり、手で追い払ったりしてハチを刺激するのは危険です。
ハチは攻撃的な性格なので、むやみに向かって行ったり刺激を与えることは逆効果なのです。
とくに攻撃的なスズメバチなどは強い毒を持っているので近寄らないようにしましょう。
また、ハチは明るいところを目指す習性があるので追い出す際には部屋の電気を消して、うまく外に誘導しましょう。
家の中にいたハチを見失った!こんな時はどうすればいい?
もし家の中でハチを見失ってしまったら、ハチの習性を利用しておびき出すことができます。明るい方に向かう習性があるので窓などなるべく一ヵ所だけを明るくし、他を暗くすることでおびき出しましょう。
このように、ハチの習性を利用してなるべく近づかずに対処をすることが大事です。そこで、ハチの持つ習性をいくつかご紹介しておきます。
音に敏感
ハチは巣を守るために、外からの刺激に敏感で危険を察知すると攻撃的になります。
大きな音にも興奮しやすいので大声を出したりすることはやめましょう。
ニオイに敏感
ハチは甘い香りを好みます。
ジュースやアルコールの空き缶はキッチンやベランダに置きっぱなしにしないようにしましょう。また、香水や柔軟剤、シャンプーやアロマの甘い香りにも近づいてくることがあるので洗濯物などに紛れ込んで家の中に入ってくることがあります。
色に敏感
ハチは色にも敏感です。黒や赤、青などはっきりとした原色の服を着て入る場合は上から何か羽織るなどして色を隠した方がいいでしょう。
ハチに一番認識されにくいのは白色だと言われています。
もし、ハチに刺されてしまったらどうしたらいい?
ハチが家の中に入ってきて一番怖いのが刺されることです。なるべく刺激しないように距離を取って追い出そうとしていても何が起こるかわかりません。
特に夏など、薄着の季節に遭遇してしまった場合はできるだけ肌の露出を少なくするよう長袖・長ズボンに着替えましょう。
もしもの時のために殺虫剤を手に持っておくのもいいですね(むやみにまき散らしてハチを刺激してはいけません)。
もしも刺されてしまった場合「アナフィラキシーショック」と呼ばれるアレルギー症状が起こる可能性があり、最悪の場合死に至ることもあり危険です。
吐き気がしたり、熱が出たり症状が全身に現れた場合はすぐに病院を受診してください。
刺された部分だけが痛い、腫れている場合は応急処置でも大丈夫ですが、しっかりと針と毒を取り、少しでも異変を感じたら病院へ行くようにして下さい。
まとめ
虫の中でも、毒を持ち攻撃的な性格を持つハチには家の中に入ってきてほしくないですよね。ですが、ハチの中にはわずか10ミリほどのものもいて、ちょっとした隙間や換気扇などから侵入してくるケースもあります。
もし頻繁に家の中、もしくは家の近くでハチを見かけるようなら、近くにハチの巣がないか確認してみてください。
また、花壇の花やルームフレグランスなどの甘い匂いに寄ってきているかもしれませんので、ドアや窓を開ける際には十分気をつけてくださいね。
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